高知県立大方高等学校

本校は各学年２クラスの小規模校です。生徒と先生の距離が近く、少人数での授業も多くあり、それぞれの希望進路に向けてきめ細やかなサポートができます。 　また、本校のある黒潮町は、美しい海と砂浜が広がり豊かな自然に恵まれています。遠足やマラソン大会は砂浜で行われるなど、豊かな自然の中での活動も多くあります。 　高台にある本校の教室からは美しい海が見えますが、黒潮町は、南海トラフ大地震で日本最大の３４ｍの津波が来ると予想されている地域でもあります。そのため、いつ発生するか分からない地震に備えて日ごろから防災の取組に力を入れています。 　総合的な探究の時間では、生徒が地域の人々とふれあう中で地域課題解決を行う「自律創造型地域課題解決学習」に取り組み、地域との連携のもと、生徒の成長を促しています。

黒潮町は、高知県の西南地域にあり、気候は温暖で年平均気温17度程度です。海の恵みにあふれ、自慢のカツオはもちろん、新鮮な魚介類がすぐ手に入り、地元で作られる野菜もとっても新鮮。そして、あったかい地域の方々。「食」と「人」のすごさをぜひ味わっていただきたいです。 　町の推進する防災教育では、本校は町と連携して、地域の方と一緒に防災に関する課題解決に取り組み、命を守り地域を守ろうとする意識の高い人材育成をしています。 　町も本校の魅力化を応援してくれており、入学支援金、検定料の補助、町営の塾などたくさんの支援をいただいています。

現在のところ、本校に寮はありませんが、地域を含め多様な関係者が参画し大方高校の魅力化を推進する協議会により寄宿舎を運営し、生徒が利用しています。また、自宅外で生活する家庭の負担軽減を図るため、住居費（光熱費込み）を黒潮町より補助いただいています。 　次年度に向けては、黒潮町と連携して寄宿舎等の確保に向けて取り組んでいます。詳細等決まりましたら、本校ホームページに掲載いたします。

本校の女子サッカー部は、（一社）セレッソ大阪スポーツクラブから指導者が派遣されています。そのため、地方にいながらも“本物”の指導を受けることができます。自転車で５分ほどの距離には、人工芝２面、天然芝２面のサッカー場を有する土佐西南大規模公園があり、練習は基本的にそちらを利用しています。練習で天然芝を利用することもあり、とても贅沢な環境です。週末にはこの西南大規模公園で様々な年代の大会が開かれており、町全体にサッカーが根付いています。 　また、本校の女子サッカー部は地域の女子中学生チームとも連携をしており、活動についてはＪＦＡ　ＮＥＷＳなどでも取り上げていただきました。このように、中学・高校とサッカーを継続することのできる環境が整っています。しかし、初心者でも「サッカーが好き！」「サッカーをやりたい！」という熱い思いも大事にしています。 　この町で、大方高校で、一緒に女子サッカーで全国を目指しませんか？