宮崎県立高千穂高等学校

高千穂高校は農業を学ぶ生産流通科、情報やビジネスを学ぶ情報ソリューション科、大学や専門学校への進学などを目指す普通科の３学科を有しています。 普通科は、国公立大学・私立大学・専門学校への進学から就職まで幅広い進路を目指すことのできる学科です。山間地や観光地という立地を活かした探究学習や、実業系の学科との繋がりを活かし、普通科だけでは取り組むことが困難なプロジェクトにも挑戦可能です。 生産流通科は、世界農業遺産に認定されている高千穂郷・椎葉山地域ならでは農業（お茶、花、野菜、水稲、畜産等）を学び、将来地域のリーダーとして活躍できる人材を目指しています。また、宮崎県内唯一のお茶の専門コースがあります。 情報ソリューション科は、観光をキーワードにフィールドワークやプロジェクト学習を行なっています。地域の事業者とのコラボレーションした商品の開発も盛んです。

高千穂高校が位置する宮崎県高千穂町は国内外から年間100万人以上が訪れる観光地です。世界農業遺産やユネスコエコパークといった国際認証も獲得するなど、世界からも認められている町です。高校のアドミッションポリシーに「地域で学び、地域を学ぶ」とあるように、地域に密着した活動ができます。神話のふるさととして知られ、中山間地域にありながらも、世界を視野に活動する「グローカルな学び」の機会に恵まれています。

地域のホストファミリーの家での生活となります。豊かな自然に囲まれ、昔ながらの文化や人々の繋がりが多く残る高千穂で、「農村地域の暮らし」を満喫できます。

GIAHSアカデミーでは、世界農業遺産(＝GIAHS)に認定された高千穂郷・椎葉山地域の魅力を内外に発信するため、取材活動や地元小中学校への出前授業に取り組んでいます。その他、地域をフィールドとしたプロジェクト活動の実施など、やる気とアイデア次第で前例のない活動にも積極的にチャレンジできます！

高千穂高校には古くから高千穂に伝わる民俗芸能である「神楽」の高校生保存会があります。地域の師匠さんの指導のもと練習に取り組んでいます。学校内に留まらず、地域の行事やイベントでの奉納。全国規模の大会への出場なども積極的に行っています。神話と伝説の町、高千穂ならではの部活動です。