学校の特長
「島・学・人プロジェクト」
地域と連携した教育活動を積極的に展開し、周防大島を学びの場、すなわち「島じゅうキャンパス」として、「島・学・人プロジェクト」を展開しています。1年では「総合的な探究の時間」、2・3年では学校設定教科「地域創生」の各科目を時間割の中に組み込んで、地域や高校の抱える課題解決や地域の活性化に取り組み、故郷への誇りと未来を拓く力を高めています。
「総合的な探究の時間」では、周防大島町役場の方をお招きして周防大島の魅力や課題について学習したり、Iターンして島で起業された方から、島での成功のチャンスや秘訣を学ぶ機会を設けています。
「地域創生」の科目の1つである「フィールドワーク」では、地域の人々と関わり合いながら周防大島の魅力を発見・発信したり、地域を活動の舞台として調査活動を行い、地域を活性化する方法を考えています。「環境科学」では、本校の学習の一環として環境省から特別な許可をとり、周防大島の沖に日本最大の群生地があるニホンアワサンゴを採取し、学校で飼育・観察をしています。このような地域における自然環境の保護と活用について実践する活動を通して、知識と技能の深化、総合化を図るとともに、課題解決の能力や自発的、創造的に地域に関わろうとする態度を養っています。
周防大島はハワイとゆかりが深く、その歴史と「伝統文化」について「フィールドワーク」で学んだ生徒達が、授業で触れたフラに魅力を感じ、地域の方のご指導を受けてフラの練習を重ね、「アロハ・フラ島高」というフラのグループを自主的に立ち上げました。令和元年度から生徒会活動に組み込み、地域を応援する活動を行っています。男子生徒も募集しています。